【08.12.23】革新・岡崎の会 12月23日「交流学習会」に25人参加 豊かな内容で大いに盛り上がる

革新懇は何をしていくことが大切なのかと話し合い

 年の瀬を迎える中、大企業による未曾有の“派遣切り”で職を失うだけでなく、それと同時に住む所まで失った若者・非正規雇用労働者の急激な増加が大きな社会問題になっています。

貧困と格差、医療破壊、社会不安は広がる一方です。こうした時、革新懇は何をしていくことが大切なのでしょうか。

去る12月23日(火・祭)十時半から、私たち革新懇は岡崎市新図書館リブラの会議室で「交流学習会」を行いました。

はじめに、全国革新懇代表世話人の成瀬昇さんから、「革新懇のあり方 ― 私の体験から ― 」と題して1時間をこえて話してもらいました。

「『革新の大義に生きる』が私の62年の活動を支えてきた。」
その中身は「差別、貧困、不正に対する怒り」、「戦争に反対し、平和を守る執念」であり、絶えず「学習、実践、反省」と「仲間との連帯」で裏づけてきたとのまとめの言葉は私たちを肯かせ、励まされるものでした。

ちょっぴりアルコールを汲み交わしながら交わしながら参加者みんなで交流しました。

参加者の声

困民党ができてよい時代=Kgさん
最近、秩父困民党の話を読んだ。国民生活の現状は困民党ができてよい。歴史から学ぶことが大事。田母神発言は許せない。

青年会議所の教育介入は許せない=Yさん
最近ある人から電話をもらった。青年会義所(JC)がボランティア連絡会に加入して「出前講座」と称して小学校に近・現代史を教えに行っていると聞いて危険に思うので電話をしたとのことだった。共産党嫌いで疎遠になっていた人が電話をくれるとは、戦争の危険がせまっている。市民みんなで手をつないでガンバって行く。

消費税増税反対、防衛予算凍結を=Umさん
成瀬さんのお話で仲間を作る大切さを言われた。難しいこととは思うが頑張りたい。

市政の危険なことを住民に知らせることが大切=Hさん
額田町合併から3年になる。都市計画編入の問題が起きている。樫山地域を市街化地域にすると説明を始めた農地の宅地化並課税(5~6倍)でどれ位の税金になるのか知らされていない。反対運動をしていきたい。

「非正規雇用シンポ」に参加して感じたこと=Ooさん
人間でありながら、部品化された労働力にされてしまっている現実を実感した。それに連鎖して起こる貧困化が、軍国化への条件になっている。アメリカの軍国化への道のりを日本が忠実に再現しているように思える。

仕事がなければ、軍隊に入れ=Tdさん
1952~55年(朝鮮戦争)、警察予備隊をつくるとき、当時ルンペンといったが、仕事がなければ予備隊に入れといったいきさつがある。今、当時の状況に似てきた。

組合活動の経験を持つ退職者が、革新・岡崎の会にもっと参加してほしい=Okさん
愛高教の役員をしていた頃、いつも成瀬さんのお話を聞いていた。愛高教は愛知の中でも重要な役割を果たしていた。今、退職者会が力を蓄えていて、活発に活動している。退職者は、革新・岡崎の会にもっと参加してもいいと思う。文協に関わっていて、新文化会館についての諮問委員会で意見を求められている。

生き甲斐のある人生を送りたい=Tさん
新婦人の事務局長になってから1年、新婦人で活動している。とくに、子育て世代の人たちに力を入れている。若い人たちは残業がなくなり、10万~15万収入が減って大変。だからともかく働かなくてはという状況になっている。自分自身としては、生き甲斐のある人生を送りたい。

労働者より株主の配当に回すというアメリカ型=Mさん

消費税をなくす会の活動にずーっと携わっている。消費税法が20年前の12月24日に強行採決で導入されたので毎月24日に反対行動を呼びかけている。アメリカ人が株主として入ってきているので労働者より株主の配当に回すというアメリカ型になってきている。

学習・活動、そして総括で力をつけた=Kgtさん
32歳の時に政治活動に参加した。自分としては、学習して活動する。そして総括する。この繰り返しで力をつけ、ようやく外へ出てしゃべれるようになった。

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