用意した席がいっぱいに
革新・名古屋北の会
1月22日 「公的保育を考える学習会」
@北生涯学習センター
講師 塚本紀子さん(名古屋市職労)、平松知子さん(けやきの木保育園)
50名を超える方が集まりました。
用意した席がいっぱいになりイスを追加するほど盛況でした。保育士さんが多かったようです。
ある民間保育園の保育士さんは「一般の方にもっと来てほしかったけど、公立の保育士さんがたくさんいてよかった」とおっしゃっていました。
「公的保育を考える」学習会に参加して
私は未婚で名古屋に引っ越してまだ1年も満たない中で、名古屋の保育や福祉にどのような問題があるのか全く分からず暮らしていましたが、職場で公的保育について話題になったことがきっかけで興味を持ち、今回の学習会に参加しました。
学習会に参加するまでは、民間保育が増えることで保育内容の幅が競争によって広がり良いのでは、という考えがありました。しかし、講師の方のお話を聞いて、それは保育士さんの労働条件の悪化や、子供たちが不平等に保育されてしまう(オプション制など)事態を招く危険性があると感じました。
また、自分にもし子どもがいて、預け先の保育園が経営悪化を理由に突然なくなってしまったらと考えると、子どもがかわいそうでなりません。私のように子どもがいない市民でも、選挙権がある人は、ぜひ名古屋の保育を真剣に考えるべきだと思いました。
いま、市内の公立・民間保育園の保育士さんや父母の方を中心に「公立保育の廃止・民営化の是非を問う住民投票条例」の実現を求める署名行動が取り組まれています。私は学習会に参加したことで問題点がよくわかり、住民投票条例を実現したいと思うようになりました。そして、それは可能だと強く感じました。
(法律事務所職員 26歳・女性)