【09.02.24】オール名鉄革新懇ニュース113号発行

Mさん 朝日新聞に投稿

給付金に見る政治家の怠慢”(朝日新聞2/12「声」) 
               
 政党・政治家の抱える仕事の中で最大の仕事は国民から集めた血税を国家国民のため、また社会情勢をよく見て社会の矛盾を少しでも解決するためどのように使うのか、配分するのかに知恵と工夫を凝らすことだろう。

この観点から見ると、税金を国民にばらまくように均等配分する「定額給付金」からは、知恵も工夫も見られない。発想した政党の貧困と仕事の怠慢ぶりにはあきれるが、選挙、政局がらみでこれは間違いと知りつつ推し進める政党も政党だ。ただ救いは国民の多くが、そのことに気がつき始めたことだ。

近所の、独り住まいの70歳を超えるお年寄りに「私は定額給付金をもらわないつもりよ。あなたは」と聞かれた。「派遣村で頑張っている、反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんにカンパするつもり」と答えると「それはいい。私もそうするからその時になったら一緒にお願いね」と頼まれ、うれしくなった。今は政権党の無能怠慢を、私たちの知恵でカバーする他ないのだ。

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