【09.03.24】青年ネット 会員Sさんから投稿です。島本慈子著 「ルポ 労働と戦争」を読んで

憲法9条が最後の防波堤となって戦争へのより積極的な参加を妨げている

 大資本の手により分断された労働者が細分化された労働に従事する。
細分化により巧妙に隠蔽された形で戦争への協力を余儀なくしてきたこと。
しかし、憲法9条が最後の防波堤となって戦争へのより積極的な参加を妨げていること。

そこから一歩すすめて、軍需産業から平和産業へと変える。そのために連帯して
政治を変える、政治の力で企業による戦争参加にストップをかけること。

それこそが、行き過ぎた新自由主義を経て、保守主義傾向にある今の日本に生き
る私たちに課せられた未来を生きる人に対する責務だと痛感しました。

品川正治さんが「儲からないから、戦車や爆弾を堂々と造る国にしちゃイカン」といった旨の演説が遠い昔話でなく今ここにある話に繋がっていると認識を新たにしました。

私の勤め先でも(メッキ屋さん)RoHS指令に準拠しない部品を加工して次工程へ廻しています。

なにに使うのかなさっぱり分かりません!(S)

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