3月19日の代表世話人会
革新・愛知の会 3月19日開催
第4回代表世話人会の報告
情勢懇談から
情勢懇談では、団体の取り組みとあわせ、そこでの実態報告がされました。
雇用問題──派遣切りに対する反撃が始まっている。いくつかの点で世論に押されて前進がみられる。
(1)雇用保険の改正(失業給付は加入1年以上が6ヶ月に)
(2)法の施行は3月31日とする。(年度末切りを救済する)
(3)トヨタ、リコーなどでは製造現場の派遣社員を原則ゼロ(期間工に切り替え)にする等の動きがある。
働く者が立ち上る──愛労連の労働相談は月200件をこえる。そのうち7割は解雇。泣き寝入をしないで組合加入で闘う労働者が増えている。愛知労働局に直接申告して雇用継続をめざす取り組みなどを進めている。
貧困問題──中小零細企業にとっては(特に自動車関連では)仕事がない。想像をこえるきびしさ。確定申告の相談では、税の滞納、多重債務、国保料金の未払いなど政治による破壊が進んでいる。就学援助金が得られるよう関係団体で協力しながら、新学期から取り組む。
名古屋市長選──自公、民主の候補も決まる。革新市政の会の候補者が政策づくりでは独走と中日新聞も報じている。公立保育園つぶしを許さない直接請求署名は13万をこえる。本丸御殿などへの世論の批判も強い。押し上げるチャンスがあると報告された。
当面の取り組み
(1)雇用と暮らしを守る──地域医療・公立病院を守る運動・・・蒲郡・甚目寺などの運動、シンポに学んで知多・東海市病院問題で知多革新懇がシンポを計画。愛知派遣村(岡崎)に協力する。雇用と生活を守れ!3.31集会への参加も確認。
(2)改憲阻止──自衛隊ソマリア派兵、グアム新基地協定に反対する(声明を出す)。4・17イラク派兵訴訟・違憲判決1周年宣伝行動を名古屋駅西、金山南口で行う。6年目の09連続憲法講座も実施する。6月(第1回)、品川正治さんに決まる。11.3憲法公布集会は、益川敏英(ノーベル賞受賞者)さんを迎えて名古屋大学豊田講堂で行う。
(3)革新・愛知の会結成30周記念「講演と文化のつどい」(仮称)は、来年3月19日、作家辻井喬さんを迎えて開催することになった。
次回代表世話人 4月30日(木)に開催。