子どもたちの未来のために、明日の食料の問題を、消費者として、国民として真剣に考え、行動しよう
4月5日(日)名古屋市で、めいきん生協の関係者を中心に、22人で「あいち消費者革新懇」を結成しました。
革新・愛知の会の代表世話人の田辺凖也さんが、「昨年1月に中国冷凍餃子中毒事件が発生し、輸入依存の食料の危うさが明らかになった。対する日本の農業の深刻な事態、ありえないことではない食料不足。その時、最も不安なのは消費者。今はともかくこのままでは子どもたちの明日の食料が危ない」と報告。「そのために日本農業の再生と、輸入依存の食料政策の見直しが必要。消費者としての食生活の見直しと、国の政治、農政の大改革が必要」と述べました。
総会では、「子どもたちの未来のために、明日の食料の問題を、消費者として、国民として真剣に考え、行動するために、生活向上・民主主義・平和の3目標で活動する革新懇の運動に参加する」こと、「食料とその生産の実態を生産者から学び、世界の食料事情を学び、更に国や県の農業政策を学び、学んだこと、知ったことを多くの人に伝え、一緒にこれからどうあるべきか考え合い、行動する」こと、また「安心・安全な食、確かな明日の食料を目指して頑張っている地域の、愛知の、全国の多くの消費者、国民の運動の輪に入って、学んだこと、知ったことを生かし合う」ことを申し合わせしました。
また、「会員一人ひとりがそれぞれの条件を生かし、安心・安全な明日の食料を確保するため消費者、国民の様々な活動に積極的に参加する」など4つの具体的な努力目標も決め、会代表世話人に外山孝司さんを選出。 当面の活動として、囲炉裏端・井戸端会合に似せて、入れ替わり立ち替わり誰でも参加して、お互いの経験・情報を交流し、気軽に話しの出来るような場として、定例会を月一回持ちます。
また、秋には「明日の食料を考える会・準備会」とも協力して、来年10月に名古屋市で開催されるCOP10とも関連させて、「都市近郊農業と環境問題」をテーマにした討論会を開催したいと話し合っています。
(あいち消費者革新懇)