国民的諸要求と民主的政府実現をめざして
革新・岡崎の会は、5月31日岡崎市民会館において第12回総会を開催し、08年度の活動の総括と19年度活動方針について意見交換を行ない、満場一致の拍手でそれぞれ確認しあいました。
議事に先立ち、革新・愛知の会の村上俊雄事務室長から「今の情勢をどうみるか―――革新懇運動の総選挙への可能性を考える」と題して報告を受けました。
村上市は、現在に政治情勢について、自公と民主の政局争いがマスコミを巻き込んで激化するなか、民主が勝った場合、自公が勝った倍委の政治情勢を予測しつつ、どちらも過半数がとれなかった場合、少数政党が政治のキャスティングボードを握る状況が生まれ、国民要求実現に向けて大きく前進する可能性が生まれると分析し、どちらにしても私たちは暮らしに苦しんでいる多くの人立ちの声を良く聞き、共に連帯して政治革新をすすめる事が大切―――との趣旨の報告がされました。
08年度の活動報告
革新・岡崎の会として、憲法改悪反対、消費税増税反対、くらしと平和を守り政治革新を訴えるそれぞれの署名、宣伝活動や集会・パレードの実施、「アメリカばんざい」上映運動、岡崎でおこなわれた「反貧困・駆け込み相談会」への参加支援、また、昨年行なわれた岡崎市長選挙で「あったか岡崎の会」で中心部隊として一定の役割を果たすなど、岡崎での革新運動の中核を担ってきました。
09年度の活動方針
これらの活動と現情勢をふまえ、・経済・暮らしの問題 ・憲法を生かし、平和・自由・人権・民主主義を守る問題 ・安保条約廃棄・比較・非同盟・中立の平和日本をめざす―――運動を一層すすめることとし、当面する総選挙では、国民の立場似たって政治をすすめる勢力の前進をはかるために奮闘することを確認しあいました。
参加者から活発な意見が
参加者からは、岡崎市として「非核・平和都市宣言」や恒常的な「空爆・戦争資料館」の実現、安保・核・憲法問題の学習会の開催、消費税や民主的税制などの署名・宣伝行動、派遣切りの実態から、仕事がなくても安心して暮らせる制度作り、演劇や歌など文化を発展させる取り組み、教育現場での「日の丸・君が代」問題など様々な諸要求について意見が出され、革新・岡崎の会としてもそれぞれ活動の中へ生かしていくことも確認し合いました。(革新・岡崎の会 代表世話人 山田弘)