【09.08.10】国政への願い インタビュー登場の方々から

革新・愛知の会のインタビューに登場の方々から、国政への願い、思いを寄せていただきました。

おにぎりの会 岩田朝子さん

 
 中村区役所前で、炊き出しを始めて7ヶ月です。生活保障相談の同行支援も始めました。炊き出しの列にいた人が公園で死亡されたり、首つり自殺、リストカットなどが・・・・。

黙っていれば弱い者から命が奪われる時代です。助け合う社会が壊されたとき人間は生きていく力を失います。憲法の視点から社会のあり方を見直してほしい。

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」国は、憲法を守りなさい!!。

日本キリスト教団南山教会牧師 大島純男さん

 A党かB党か、などとまるで日本には二大政党しかないかのようにマスコミは報じている。A党にすり寄るC党は宗教の力を借りて権力維持に腐心している。D党やE党の日本国憲法を守るという姿勢にこそ真の国際平和実現への熱い思いがあることを私たちは忘れてはならないだろう。

 A党とB党とは歴史的に見れば同根である。その点も肝に銘じる必要がある。小さな党の活躍を祈ってやまない。

ニコニコこどもクリニック、愛知県保険医協会理事長 荻野高敏さん

 
子どもの夢が
   かなう政治を

 子どもたちの夢と、若い親の希望を摘み取る政治を止めさせたい。病気で小児科医を受診できる子はまだ幸せなのだろう。病院へ連れて行ってもらえない子がどれほどいるかは、知る由もない。育児相談で臨床心理士が立ち入った話を聞くと、子どものしつけや夫婦関係がきわどいところで踏みとどまっている場合がある。

昨年来、子どもの貧困が話題に上る。子育て中の若い親はお金がない。貧困の悪循環のリスクが高ま

仏政府公認、「ミレー友好協会」正会員、画家、詩人  神田好能さん

 
「熱望」

 無学な婆の言うことでは無いかもしれないが、こんなに文化や科学が発達して子どもでも自由に携帯電話を使えるような裕福な自由な世の中になっているのに、何かしら今の政治家には夢が無い。理想が無いというのか勇気がないというのか、何かもの足りない思いがする「勝手や気ままではない」自由は人間に必要だが、他人のものを我がものにしたいという欲望の為に武器を使うのはよくない。もう少し慎み深く生きる教育をしてはどうだろう

あいち宗教者九条の会世話人代表 木全和博さん

 
「金融危機」「世界同時不況」、それに伴う生活不安の増大。閉塞感のみが肥大し、若者たちの多くは、孤絶状態の中にあると言われる、経済至上主義がもたらした悲劇と言えなくもないが、薄氷の上に成り立つ豊かさが如何に偽なるものであるか肝に銘じる時である。

間もなく総選挙。各党はマニフエスト作りに忙しいが、国の進むべき方向が示されなければ集票のために道具としか見られない。

 すべてに先立って世界観、国家観を論じてほしいものである。

深川神社宮司 二宮弥四郎さん

 祝詞の文言に慣用句(イデオム)として、社会の為、人の為に尽くす忠実なる人云々がありますが、現世の政治屋さん達は何の使命感もなく、己が為、己が為に腐心するばかり、悲しくなります。

 20世紀のパラダイム、一神教に基づく征服を克服して、21世紀は多神教、アニミズムを基に、自然と共生、他者と共に生きるパラダイムを百年の大計として、社会の為、人の為に尽くす政治家が一人でも、二人でも、現われることを切に望みます。

弁護士・ピースあいち館長 野間美喜子さん

 
 限りなく好景気を追い求める政治は、この辺で考え直すべきである。限りなく便利さや豊かさを追い求める国民も、この辺で考え方を変えなければならない。

さまざまな歪みや軋みが地球にも人の心にもすでに広がり始めている。もっと貧しかった時代でも、もっと不便だった時代でも人は生きられたし、心も穏やかだった。

 経済成長を追求しなくても、国民の日々の暮らしが成り立つ道を、政治は作り出す必要がある。

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