【09.09.29】青年ネット 夫婦別姓法案をどう思う?

ukさん みなさんは どう思われる?

みなさんお久しぶりです。
岡崎のSです。

政権交代から1ヵ月。いろんなことが動きだして、マスコミで話題をふりまいています。
高速無料化、八ツ場ダム、CO2・26%減、核兵器、日米同盟・・・

さて、ここにきて夫婦別姓法案が話題に上ってきましたが、みなさんはどうおもわれるでしょうか?
公共事業削減や平和・核兵器問題などと比べ、保守・革新の立場は関係なく、個人の人生観やそれぞれの家族観にもよる問題だと思います。
同じ、同じ団体にいても、活動をしていても考え方が違いが出てくる問題であると思っています。

とくに、青年では、この夫婦別姓法案は、最も関係が深い年代であると思いますので、もしよろしければ意見を上げてください。

私は、第一点目に、

私は、主に夫婦同姓で不利益をこうむる女性に対し、もっと経済的、社会的な支援を充実させるのが先ではないか、考えます。
「男女共同参画」「平等」など、形ばかり整えても、男女雇用機会均等法の徹底遵守と強化がなければ、「夫婦別姓=男女平等」などということで、より女性側へ責任が添加されるのではないか、とも思えます。

仕事上、性を変更するのは、「結婚」という制度をとっている人類社会では、当然のことであるわけですから、
「性の変更」によって不利益をこうむらない社会を作るべきです。

こんな対処療法的な方法で、社会がよくなるとは思えないのです。

もう一点は、
「選択的」夫婦別姓、という選択的という部分です。
確かに、それぞれの事情に合わせて「選択」できるのはいいかもしれませんが、
「夫婦同姓」を選択した妻は、仕事上不利益をこうむることは、なくならないのではないか?ということです。
「別姓」が当然となれば、同姓を選択した女性は別姓の女性より「従属的」「前近代的」な女性とみられるのではないか?ということが非常に心配です。

以上のような主に2つの点で私は、この夫婦別姓には拙速な議論はさけ、国民的な議論をへて数年かけて検討すべきであると思います。
みなさんは、どう思われますか?

UAさん  来年通常国会で早々に成立を期待してます

こんにちは、U.Aです。

夫婦別姓は、すでにずっと以前から国民的に議論されてきたとこであり、
民主・共産・社民での共同提案で法案も提出した案件です。

こんな法律すら成立させられなかった日本の国会は、世界の非常識です。
反対しているのは、ごくごく一部の自民靖国派だけです。

女性の社会的不利益解消とは別次元の問題として、一刻も早く成立させてほしいです。

人権問題でいけば、外国人参政権の問題など、民主・共産・社民だけでなく公明も賛成している
課題など、たくさんあります。

新政権の下での早期成立を期待します。

これまで、あまりにも古い自民党政治がつづいてしまい、
ジェンダーバックラッシュなど、ここのところ右より勢力に攻撃されてきたため、
私たち自身の人権感覚も、国際的水準から遅れてしまっているのではないでしょうか?

北欧をはじめとしたヨーロッパが福祉ですすんでいることは、私たちもよく知っていますが、
すすんでいるのは福祉や労働のルールだけではありません。
社会そのものがすすみ、豊かな人権が保障されているのです。

フランスで出生率が上昇していることはご存知だと思いますが、
生まれてくる子どもの2人に1人がシングルマザーの子だということも
セットで理解しなければその本当の意味はわかりません。
北欧は世界でもっとも離婚率の高い社会、4~5回結婚・離婚を繰り返すことは
なんら珍しいことではありません。

国民的議論というなら、ヨーロッパではあたりまえの同性婚の実現(またはRP法・DP法)など、
もっと議論しなければいけない案件がこれからあります。
昨年出された国連自由権規約委員会の総括所見でも、同性カップルの権利保障について

厳しい指摘が日本政府にされています。

一方、千葉法相はじめ民主・社民は問題ある「人権擁護法案」の推進者でもあります。

一部勢力の策動を許さず、間違った法律を阻止していくためにも、
一つ一つの法律について正しい判断をしないといけません。

ですので、夫婦別姓は来年通常国会で早々に成立を期待します。

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