情勢討議――総選挙結果と今後の課題
革新・愛知の会9月17日開催
第9回代表世話人会の報告
情勢討議――総選挙結果と今後の課題
自公政治NO!の大きな流れ
民主党308議席で単独過半数。自民党は300から119へ、公明党は小選挙区で全敗。自民・公明党支持者からも民主党に投票した人の数が前回(総選挙)よりも増えている。無党派層の51.6%が民主党に投票したとの調査結果も出ている。このことは総選挙直後の世論調査によっても肯定される。「民主党が大勝したのは、有権者が政権交代を望んだ」からというのが81% 。「民主党が大勝したのは、有権者が民主党が掲げた政策を支持したから」というのは38%にとどまり、「そうは思わない」が52%となっている(以上、朝日新聞社の8/31から9/1にかけての調査による)。
民主党政権への不安・不信
後期高齢者医療制度廃止はどうなるのか。民主党のマニュフエストでは、はっきりとしない。自立・共生を主張する《友愛》は改憲につながていくのでは・・・・・。選挙制度でも比例区の議席削減をうたっている。
マニュフエスト実現を迫る要求運動
自民党政治との違いを明確にした民主党政権にそのマニュフエストの実現を迫る要求運動の大切さが出された。とりわけ不公平税制の見直し、消費税をなくすことが語られた。
福祉国家スウエーデンなどでの税のあり方、使い方が参考例として出された。なお、雇用問題、労働者派遣法の抜本改正などをめざす労働組合内の役割の重要性も訴えられた。
今後の取り組み
(1)当面の運動――くらし、医療、雇用を守るたたかいを重視する。労働者派遣法の抜本的改正、後期高齢者医療制度の廃止、高校授業料の無償化などに取り組む。
(2)全国革新懇総会・交流会の成功をめざす――愛知からバス一台(45名)での参加を!
(3)組織強化・拡大――消費者革新懇、碧南革新の会結成に続く結成と活動再開をめざす。
(4)来年《講演と音楽のつどい》(仮称)―辻井喬(作家・詩人)さんを講師に3月19日、名古屋市民会館(金山)の成功をめざす、などの取り組みが確認された。
次回代表世話人会 10月22日(木)