革新・愛知の会 7月29日開催
第8回代表世話人会の報告
革新懇運動と政治・選挙との関わりを改めて問う
全国革新懇総会の報告
(1)選挙と革新懇との関係 → 国政選挙になると革新懇(党派選挙は行わない)は何もしなくていいのかが問われた。民主党は大敗、自民党には票は戻っていない。共産党は議席と率を減らしている。革新懇として政治を変えるという観点から活動を問うべきとの発言があった。
(2)新しい発展の芽が生まれている → 住民運動をもとに政党支持を超えて革新懇の結成が図られる。小学校区・町内会革新懇があちこちに。豊かな農地を生かし卵つくりをしながら農民の手による革新懇が誕生(さいたま市。)など
(3)新しい革新懇をつくるとともに、休眠中の革新懇を再開する課題が強く提起された。
情勢討議――参議院選挙結果を受け、革 新懇運動と政治・選挙との関わり
(1)選挙結果をどうみるか
01年の参議院選挙以降、二大政党(民主・自民)の得票率は下回っている。03年総選挙72.3%をピークに今回は55.7%となっている。改憲阻止をめざす共産、社民の得票率も01年参議院選挙14.54%からほぼ11~12%だったのに今回は、9.9%となっている。民主、自民、共産、社民が減らした分が新党、とりわけ「みんなの党」に集中している。
なお、体調が戻りつつある成瀬さんから病気の経過報告とともに健康が許す限り革新懇運動に力を尽くすとの決意が語られた。
(2)暮らしの苦しさ、展望のなさが政治不信に――投票率の低さ、「みんなの党」へ
民商の会員、共産党支持者の中にも公務員削減、議員定数減らしに引きつけられる動きがあった。
政治が変わったら、ひとり一人の暮し、要求がどう実現するのかを大胆に示し、より多くの人に語りかける動きが弱かったのではないかとの指摘もあった。
(3)政治を語り、未来へ確信が持てる動きを大きく
政党の政策を一人ひとりの暮らしの実態から検証する場を大切にする。革新懇こそその場ではないか、とも。日常的に要求運動を共にする中で他から働きかけられるだけでなく、他に働きかける人々を増やす。政治論議に参加し、政治が変わると暮らしがどんなに良くなるのかをつかめるようになる。選挙活動をする毎に主権者としてちゃんと育つような視点が強調された。
今後の取り組み
◆8月22日、23日、犬山迎帆楼にて、革新・愛知の会世話人会。記念講演は、畑田重夫さん
◆次回第9回代表世話人会
9月29日(水)
午後2時から4時半