【10.10.16】全国革新懇交流集会(10月16日~17日 山梨)に愛知から33人が参加

各地域・職場に革新懇結成を!決意広がる

10月16・17日に山梨で開催された全国革新懇交流集会に、愛知から、バスで参加。33人(11地域・4職場・3賛同団体と共産党からは、県委員会をはじめ、12のすべての地区委員会から)。交流会終了後、ワイン工場などを見学し、ささやかな楽しみを味わいました。

村上 敏彦(大府革新懇話会話会)

開店休業でシャッターが降りている大府革新懇話会のシャッターを何とかして開けたい。景気回復や医療・介護保険、税金が高い、就職するにも大変厳しく「簡単には職を探すことが出来ない」という閉塞感に打ちひしがれている市民の期待に答えられるよう、店を開こうという思いで参加しました。
 全国の経験をしっかりと受け止め、地元に戻って早速事務局会議を開き、今後の取り組みについて議論を進めました。
 事務局会議では「まず、定期敵に会議を開く」ことを確認しあいました。今後の取り組みでは、全国交流会の貴重な経験を生かし「平和・民主主義・暮らしを守る」という革新3目標で、日常的にも当然という世論をどうつくるか、また、多くの市民の共感と市民権が得られるような取り組みを強めたい。そして「全国革新懇ニュース」読者や、大府革新懇の会員拡大に向け全力で取り組みます。

茶谷 寛信(愛知県年金者前委員長・小牧市在住)

小牧の革新の会は休眠状態だから再開が必要だと革新・愛知の会から聞いていたとき、幸いにも山梨で開かれる「全国交流集会に参加しては」とおさそいをうけました。 代表世話人志位和夫氏と同品川正治氏の特別発言が第一日目の全体会でありました。その中で「郵便貯金などが国債に使われて大企業が利益を得ている。大企業が借金を返すのは当たり前だ」「憲法9条と日米軍事同盟は矛盾しない。官僚は敵だという誤った理屈をふりまくマスコミに対し、間違っていると暴いていく必要がある」と品川氏が語られた点に思いをあらたにしました。
 二日間を通して三目標実現のため幅広い方々と話し合いをして頑張っている青年、革新懇運動一筋に活動を続ける同じ職場だった先輩の話しも聞きました。「革新懇は、屋上屋」だった会への見方を改めると同時に、まず自分の出来るところから全国革新懇ニュースを広げるなど会の発展のために取り組んでみようと思います。

吉良 日出夫(日本共産党昭天瑞地区委員会)

5月まで民商に在籍し、中小業者の運動に携わっていた私が「革新懇全国交流会」に参加することになりました。
 特別発言で志位委員長が「2大政党づくりの策動が始まり、我々としても打開は出来ていないが、反動側もほころびを抱えていること。一九八〇年の社公合意以降、共産党を除く全ての政党がこの路線にのった。その結果、内政では極端な格差社会が生まれ、外交力を失う事になった」との発言がありました。
 その発言を受けて品川昭治さんの「状況は我々ガ作るものであり、変えられるもの。覚悟して革新懇の運動を」との発言は多くの参加者に勇気を与えるものとなりました。
 今まで革新懇運動に深く関わることはありませんでしたが、交流会に参加して、革新三目標を掲げ、広く様々な課題に取り組んでいる全国の経験に深い感銘を受けました。今、昭和区に革新懇を立ちあげようと計画中です。

福田 秀俊(革新岡崎の会代表世話人)

全国革新懇の地域・職場・青年革新懇全国交流会に、愛知の仲間とともに「革新・岡崎の会」から、バスで参加しました。
 志位委員長は、普天間、消費税、「政治とカネ」でも民主党の自民党化が進む背景に「日米同盟」絶対、財界・大企業中心という「二つの異常」があるとして、「この土俵そのものを変えよういうのが革新懇運動の「三つの共同目標」です、と発言しました。
 それを聞き、しかし、国民の目は土俵にまで目が向いているだろうか。マスコミにあおられて、大企業が栄えてこそ日本は成り立つ、そのために法人税減税も消費税増税も受忍しよう。中国の動きにアメリカ=「日米同盟」を頼り、自衛隊を強化しようと思ってしまう。
 そんな国民との対話が、「三つの共同目標」に目を向けさせる取組として革新懇に求められている。いつも同じ顔ぶれで会合していたのでは発展はない。運動の広がりは、新たな参加者に声をかけることができたかどうかで決まる、と思いました。そして、その力があることを米寿の品川さんが、「おれたちが状況をつくる」とされたと思います。
 分散会などでの発言からも、休眠状態を覚醒させる苦労もありましたが、ニュースに市長や議会関係者などを登場させる広がりを作り出しているところもあります。神奈川の人が、姿が見える革新懇、一人でも参加できる地域密着型、草の根として、革新三目標に加えて「わが街の共同目標」を掲げている湯河原町の取り組みを紹介された。町長が「これなら私も賛同できる」として世話人会毎に懇談会を持つことになったという。要求を切り口に対話を広げ、本質(三目標)に迫る努力が続けられていることを実感しました。

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