南区革新の会が「河村名古屋市政を解剖する講演会」を開催しました。
名古屋市長選挙を目前に控えて、1月14日午後7時から南区「ふれあいビレッジ」で南区革新の会主催「河村名古屋市政を解剖する講演会」が日本共産党南区委員長佐野隆文さんの講師で行われ38名が参加しました。
講演の中では・・・・
(1)国政では菅改造内閣が発足したが二大政党のいきづまりで国民は新しい模索を行っている中、財界大企業とアメリカ政府の要望をいっそう実現する道を強めるようとしている。
中でも消費税増税、TPP加盟、衆議院定数削減などで反動的な政治の実現をめざす内閣だ。
(2)河村市長は地方自治破壊の突撃部隊として名古屋に登場したもの。
彼の手法は「民主主義的クーデタ会ー」とも言え、二元代表制を否定し直接民主主義の制度である住民投票制度を市長自ら先導して市長言いなりの議(翼賛議会)実現を図ろうとしている。議会との対話を意識的に拒否し自分の言い分を連日マスコミで宣伝し市民を煽るところに特徴がある。共産党を除くオール与党体制で市民不在の政治に嫌気をさした市民を取りこみ投票に向かわせた。私たちは市民のこうした市政を変えて欲しいという願いを大事にして闘う。日本共産党は市民要求実現で奮闘したただ一つの政党でこの党がどれだけ市議会で議席を増やすかが選挙の焦点。
(3)河村氏は日本国憲法の9条2項を恐ろしい条文を言い「こんな恐ろしい条文を持つことが非常に危険」と敵視。南京大虐殺の事実を否定する市議会答弁を行い、従軍慰安婦の強制連行は無かったと主張する意見広告に名前をつらねました。
(4)戦後闘いとった民主主義と議会制度を全く理解しない。
2月6日投票の選挙では「市議会解散は反対の投票を」県知事、名古屋市長選挙には革新市政の会推薦の土井さんと八田さんを勝利させて下さいと呼びかけました。
参加者から積極的に質問や意見が上がり活気ある講演会になりました。
南区革新の会 中西八郎