成瀬昇さんを偲ぶ会に400名が参列
成瀬昇さんを偲ぶ会は4月15日、日本ガイシフォーラムにおいて400名の参加で実施。遠く沖縄、福岡からかけつけ、全国革新懇の代表世話人も数名参加。かつて新村知事選、本山市長選などを共に闘った人、地元津島からもマイクロバスで参列。
開会挨拶を大島良満実行委員長が行った。
成瀬さんとお別れをし、生涯・反自民・反独占・革新統一の歩みを学び、その活動から何を引き継ぐかをつかむ場としたい、と。
故人と深いかかわりのあった人々が心を込めてスピーチを行った。また、ヴァイオリン演奏、映像と音声で故人を偲ぶ演出の下、参加者一人ひとりがお別れに献花をした。妻・三重子さんからは家庭での様子、闘病中の経過、安らかな最後が話された。
また、追悼文集『革新の道――あせらず、おこたらず』を発刊。成瀬さんの活動を伝える新聞記事やカラー写真とともに、成瀬さんの60余年にわたる闘いの歴史をたどり、共に歩んだ人々が成瀬さんの活動・人柄を語っている。
改めて成瀬さんの歩み、思想をたどりながら、いま私たちに求められていることは何かをつかむことが大切になっている。
成瀬さん亡き後、余人をもって代えがたいことは当然としても、どう戦線を強化するかが大きな課題。改めて成瀬さんが生涯をかけて追求してきた「革新統一」を実現するためにどうしたらいいかが問われている。脱原発・消費税10%ストップ・TPP参加許さずのうねりをどうつくるか――そのうねりのなかで統一戦線を強化することが求められている。