全国でも貴重な粘り強い取り組み
第100号を記念して、全国革新懇編集長・阿部悦子さんからメッセージが届きました。
春日井革新懇の「憲法改悪反対署名推進ニュース」100号発行に心から敬意を表します。
みなさんは2003年11月から憲法改悪反対署名を高蔵寺駅頭などで行っていて、その回数は2093回、寄せられた署名は、累計1万1685筆に及んでいます。
推進ニュースには、憲法をじゅうりんするさまざまな国政問題が掲載されています。67年前に空襲などを体験した皆さんの反戦・平和の思いが強く伝わります。
署名行動を目にして憲法について考えるようになった女性や学生、「9条ってなに?」と質問した若者が署名するなど、憲法を守り平和を願う世論を草の根に広げてきました。
また、暑い日には冷たいお茶、寒い日には使い捨てカイロが差し入れられるなど、心温まるドラマが数多く生まれています。
最近、自民党は戦力不保持をうたう9条2項を破棄して「国防軍」の保持や、軍法会議の設置を盛り込んだ新憲法草案を発表しました。また、民主・自民・公明・みんなの党・国民新党など改憲派議員は5月1日、「新憲法制定推進大会」を国会内で開きました。
「戦争をする国づくり」を狙う動きを跳ね返すときです。皆さんとともに、憲法を生かし、命や暮らしが守られる新しい日本への国民的共同をさらに大きく広げたいと思います。