【12.11.30】革新・愛知の会総選挙アピールを発表!

アピール
来たるべき総選挙は、日本の将来がかかる一大政治決戦の場です
―平和・民主・革新の日本をめざして全力を尽くしましょう!

1、野田首相、追い詰められて解散
 11月16日、衆議院が解散され、12月16日投開票で総選挙がたたかわれます。消費税増税と引き換えに「近いうちに」解散といってきたことを口実にしていますが、野田政権が選挙公約を投げ捨て国民の怒りと批判に追い詰められてきたことは明らかです。野田首相と民主党はもちろん、「構造改革」、新自由主義をすすめてきた自民党、公明党にも国民の怒りがひろがっています。民意を切り捨てる比例定数の削減を解散の条件にしたことも許されない暴挙です。

2、民主・自民、維新の会のめざすところ
 野田民主党政権は、消費税大増税と社会保障大改悪、オスプレイ配備、TPP参加、集団的自衛権行使のための憲法解釈の見直しを検討するなど「政権交代」の国民の期待を完全に裏切り、「決める」政治の名の下に自民党化を進めています。自民党は、いっそうの反動化を進めています。「アメリカいいなり」「財界・大企業本位」にしがみつく自民党、民主党では、国民の暮らし、経済、雇用、日本の主権や平和を守ることは出来ません。国民の「政権交代」への失望感、政治への閉塞感につけ込んで橋下・石原維新の会は、日本の進路を反動的方向にすすめる「突撃部隊」の役割をもって登場し、日本国憲法を壊憲し、日本の民主主義を覆そうとする危険をはらんでいます。

3、盛り上がる国民の運動に依拠して、新しい政治の流れを
 原発ゼロをめざす運動、消費税値上げを許さない運動、TPP不参加をかかげる運動、沖縄へのオスプレイ配備に怒りをもつ運動にかつてなく多くの人々が参加し、こうした人々は、真剣に日本の政治を憂え模索しています。メディアがこぞって持ち上げている「三極」は、自民・民主への対決ではありません。歴史に逆行する古い自民党型政治から、原発ゼロ、消費税増税反対、TPP不参加、沖縄のオスプレイ配備許さない、九条改憲を許さない人々の求める新しい政治の流れこそ真の対決です。

4、政治を切り開くために全力をつくそう
 私たち革新懇は、3つの共同目標(①国民本位の日本経済②憲法をいかす日本を③日米安保条約をなくし平和・中立の日本)を1980年以来掲げ、国民が主人公の政府をめざして活動を続けてきました。今度の総選挙は政治革新の一歩を切り開く絶好の機会です。
革新・愛知の会は、党派選挙で特定の政党を支持することはしませんが、要求を実現していくために会員、賛同団体の構成員のみなさんが、日頃からのつながりを大切に、政治を考え国民が主権者として正しい判断、積極的な審判をくだせるよう3つの共同目標に賛同する政治勢力の躍進をめざして、知恵と力を出し切って頑張られることを呼びかけます。
12月16日にむけて、ともに全力を尽くしましょう。

2012年11月21日
革新・愛知の会代表世話人

このページをシェア