講師 内藤功弁護士
連続憲法講座2013 第2回講座
4月6日、再開連続憲法講座第2回「憲法9条をどう活かすか~日米安保と憲法9条」が労働会館ホールにて開催されました。参加者は主催者発表で99名。春の嵐で、交通機関のストップが心配される中で、多くの方が参加されました。
講師の内藤功弁護士は、自衛隊の存在およびその行動が違憲であると訴えた砂川、恵庭、百里、そしてイラク訴訟のいずれにおいても中心的役割を果たしてこられた方。
法廷の内外が一体となり、米日の支配勢力が進める安保体制、戦争遂行活動に歯止めをかけてきた運動の話に聞き入りました。これまでに勝ち取り、積み上げられた成果を大いに活かそうとの呼びかけに心が震え、展望を掴んだ思いです。
ちょうど数日後に、砂川事件の最高裁判決がアメリカの意向を汲んで作られたことを示す文書が見つかったと報道され、内藤弁護士が語られたことがより深く印象づけられました。
相手は運動を本当におそれているのです。私たちも運動で追い込むのだ、という確信を持ちました。
(運営スタッフ 熊谷茂樹)