【14.06.17】集団的自衛権行使容認を閣議決定することはゆるさない要請書を送付

集団的自衛権行使容認は断じて許さない!閣議決定しないことを強く要請する!

 革新・愛知の会は、17日「集団的自衛権行使容認は断じて許さない!閣議決定しないことを強く要請する!」要請文を安倍首相と自民党・公明党に送付しました。

要請文の内容は以下の通りです。

 
 私たちは、集団的自衛権行使容認の閣議決定を断じて許さない。
 
 集団的自衛権の行使が容認されれば、日本が攻撃されなくても政府の判断により自衛隊員が武力攻撃に参加させられ、自らの生命を危険にさらし、外国人の生命を奪うことになる。
 
 歴代政府は憲法9条の下で、集団的自衛権の行使はできないとしてきた。しかし、安倍首相は、正当な手続きを経ることなく、私的諮問機関からの報告のみをお墨付きとして、閣議決定によってこの憲法解釈を変更しようとしている。

 これは、立憲主義の破壊であり、国民の主権を踏みにじるものである。

 集団的自衛権行使容認に対して、自民党内や改憲推進論者からも批判が相次ぐとともに、世論調査では反対63%、賛成29%(朝日新聞)と明確な意志が表明されている。
 
 私たちは、「戦争する国づくり」につながる集団的自衛権の行使容認を閣議決定で決めることを絶対に許せない。「戦争しない国」を選び続ける。

 69年間、誰一人戦争で殺し殺されることのなかった国を「戦争できる国」にさせてはならない。
 
 憲法9条の理念こそ世界に発信すべきと考える。
 
 閣議決定を行わないよう強く要請する。

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