革新・愛知の会世話人会を7月4日に開催し44名が参加。新婦人の会の安藤会長が「新しい歴史教科書を採択させてはならない」と教科書展示会に仲間がでかけていると挨拶。羽根・中島代表世話人の司会で進行。
全国革新懇総会報告・議案の提案――安倍内閣の集団的自衛権行使の閣議決定に対して大きな怒りがつくられた。この暴挙は自ら政権基盤を大きく突き崩すもの。今後、国民的論戦で「戦争する国づくり」を求める止めさせる運動が求められる。(1)国民的多数の合意をつくり、新しい共同を実現する(2)講演と文化の夕べ(9月19日)の成功をはかる(3)激突の情勢にふさわしい革新懇運動の発展をめざすなど提起された。
【情勢の高揚を示す討論】
(1)安倍内閣の閣議決定後の怒りひろがる。西区・北区などでの集会、パレードが盛り上がった。集会参加者よりパレード参加者がどんどん増える。地方議会での閣議決定への反対決議の動き。津島市議会では決議は採択されなかったが自民党議員が賛成。マンネリを脱する新しい運動への構えが必要。トヨタ自動車は法人税を支払っていない一方で中小・零細企業は単価を切り下げられ消費税負担を課せられている。 秋からの消費税率引き下げをと大いに運動し、「安倍政権打倒」をかかげたい(民商)
(2)情勢に見合う革新懇運動の発展――いま戦争か平和かの歴史的岐路に立っている。革新懇運動の発展は歴史の要請だ。共産党県委員会として革新懇学校を進めすべての自治体に革新懇をつくる(共産党)。革新懇再開で訪れたところへ、報告をかねて出かけ今後、共同して災害対策など共同を働きかける(港区)。ウィングを広げる活動を。市会議員へのインタビューを行い機関紙にのせる(熱田区)。ニュース第一号を発行、今後、北区の人にも登場してもらう。つながりを広げたい(北区)。「戦争する」国になれば区役所の住民課は赤紙を出す所になる。名古屋市政では市民の暮らしより大型公共事業が優先。賃上げには労働組合が必要と新組合員の加入が進んでいる(名古屋市職労)。
(3)今後の運動―県民アピールを通じて運動への主体的参加をはかりたい(愛労連)。オキナワに矛盾が集中。11月には知事選がある。保守対革新ではない新しい共同がつくられつつある。オキナワが我々に突き刺さっている(岡崎)。私たちの会は結成50周年。友好関係を国民自身の手でつくる(日中友好協会)。などの発言がありました。
【特別決議】
《安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議し、撤回を求める》を採択。
【大島良満代表世話人のまとめ】
いよいよ行動する時代になった。その行動が周りの人の心にどれだけ伝わるかが大事だ。救国の統一戦線づくりが課題になっている。
安倍内閣のやっていることを見ると、選挙に勝てば何をやってもいいのかと思わざるを得ない。 革新懇はあらゆる課題に取り組める。過去のことにとらわれずアタックする。仲間を増やすことが必要だ。安倍自身が墓穴を掘っている。自公両党は外部からの批判にさらされている。
今後、どうがんばるかで時代がひらかれる。新しい一歩を踏み出そう。