革新・愛知の会は11月20日の第11回代表世話人会で県知事候補小松民子さんの推薦決議をあげました。
革新県政の会代表・愛労連議長・榑松佐一
総選挙の翌日、全国紙はいずれも自公圧勝の大見出しを並べました。安倍首相は「安保法制は信任」と改憲、原発再稼働に前のめりになっています。しかし実際には自公が議席数を維持できたに過ぎません。「野党」と言っても極右の次世代は壊滅し、おなじく改憲の維新はみんなの党からの合流組を含めても減っています。一方日本共産党が議席を躍進させ「改憲派減 脱原発増」(中日12・16)というのが実態です。
この結果を生み出したのは安倍政権と対決する日本共産党の奮闘とともに、全国で続けられている脱原発行動や9条の会などの改憲反対の市民運動が世論を動かす大きな力となっています。
円安と消費税引き上げによる物価上昇で県民生活と中小事業者が厳しくなっています。また武器の輸出解禁は武器工場が集中する愛知を危険にするものです。
県政には安倍悪政への「防波堤」としての役割が求められています。ところが4年前に河村名古屋市長と手を組んで自公民への批判票をとりこんだ大村知事は中経連の要求を丸呑みで自公民減の推薦をうける文字通りの「オール与党」となっています。
しかし沖縄県では辺野古基地に反対する勢力が共同して翁長知事を誕生させ、続く総選挙でも自民党を全敗させました。犬山市でも共産党を含む「つくる会」と政策協定を結んだ候補が当選し「学テ強行」の市政の転換を実現しました。愛知県知事選挙でも「共産党を含む」新たな共同への努力が行われています。革新県政の会はその要となり、小松民子さんを先頭に愛知ではじめての女性知事誕生に全力で闘います。