去る6月20日(土)午後2時から、南区の「ふれあいビレッヂ」で南部法律事務所の田巻紘子弁護士を講師に呼んで開き50名が参加しました。
田巻弁護士は講演の中で、この間の国会での議論の中で法案を提出する根拠がことごとく論破されたと語りました。
例として
「存立危機事態」として昨年7月1日に閣議決定した「新3要件」「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、、」について政府は何一つ具体的な事例を示すことが出来なかった。
また、安倍首相が日本へのガソリンなどの燃料補給を確保するためにホルムズ海峡の地雷を撤去する活動を事例として述べたが、これはまさに「先制攻撃」「戦争行為そのもの」で自衛の戦争ではない。またパイプラインが引かれており安倍首相の発言は間違っている。そしてまた実際にイラクではアメリカはどのような戦争を行っているのかと問題提起し、イラクでの戦闘やイラク国民が戦争でどういう被害にあっているのか「DVD」を見て被害者は戦闘員だけではなく、多くが何の罪のない子供や女性だと強調しました。
私たちは何をすべきかとして (1)会期延長を許さず廃案に追い込む (2)国会行動、署名、地元議員要請、街頭行動、デモ。(3)自民党、公明党は追い詰めらてている。維新などを取り込んで法案を通そうとするだろうが我々がもっと広く多くの人に呼び掛けて阻止するための頑張りぬこう。
参加者からは「頑張って廃案にしよう」と語られました。