瑞穂区革新懇は、この12月で10周年を迎えます。この10年間、毎年の見学旅行、時機を得たその時々の講演会、よく頑張って来ましたが、いまほど革新懇の存在を感じることはありません。
戦争法案が衆議院で審議に入った頃、この法案の危険性を訴え、革新懇の呼びかけで6月に「やめて!戦争法案 瑞穂区の会」を立ち上げ、運動をすすめました。
瑞穂区民の受け止めは大変大きく、定期的に呼びかけ人と賛同者で行う相談会には、民主党の県会議員も出席し、運動のすすめ方について話し合ってきました。ここで決められた宣伝行動には会を重ねる毎に参加者が増え、また、マイクを握る人も多くなってきました。
7月25日の新瑞橋での宣伝行動には30人の参加があり、真昼の炎天下の中、区役所まで行進。8月15日は、お盆の日にちなみ、送り火ウォークとして、桜山から新瑞橋までデモ行進。60人の参加で元気よく戦争法案反対の声をあげました。9月12日は参議院審議の盛り上がりのなか、総決起集会を行い、184人の参加で会場一杯になりました。共産党、民主党の国会議員3人の国会報告がありました。
残念ながら戦争法は参議院で強行可決されましたが、この瑞穂区での運動は決して消えるものでなく、さらに廃止させる闘いにつながっていくものと信じています。
革新懇の提起した運動がこんなに大きな広がりを見せたことに、運動を担ってきたものとして、感慨無量であり革新懇の示す方向が正しいものであったことをいまあらためて感じています。これこそ革新懇10年の到達の成果であると思いました。