8月7日、講師に弁護士 矢崎暁子さんを招いて、“自由民主党「日本国憲法改正草案」について”をテーマに学習会を開催しました。先の参議院選挙の結果改憲勢力が3分の2以上の議席を占め改憲される危険が増している状況下での、時機にかなった学習会になりました。
「改憲」のリアルについて次にように話されました。
参議院選挙後、高知新聞の世論調査で「3分の2とは何か」と問うたところ、意味を知らなかった人が約8割いた。ポピュリズム(何か変えてくれそう)の勢いの中で国民投票したらあっという間に憲法改定が決まってしまいそうな状況にある。
日本国憲法が最も大切にしている価値観や自民党の改憲案について約2時間説明していただきました。その後の質問では「9条が憲法の砦だと思っていたが、13条の「個人として尊重される」が重要。緊急事態法の危険なことがわかった。」など活発な発言がありました。当日の参加者は11名でした。
(オール名鉄革新懇ニュース204号より)