7月5日、トヨタ系革新懇主催「大企業の社会的責任について考える」集いを開催。講師はジャーナリストの岡清彦氏。トヨタをはじめ大企業職場を取材してきた経験を交え、EV化など自動車産業の現状と課題、トヨタ社長が喧伝する「100年に一度の危機」「生きるか死ぬか」などコスト削減強化の下で内部留保の異常な上昇、労働者・膨大な下請け企業群への影響、労使交渉の特徴と変化などを詳述しました。
報告を受け、トヨタ自動車、アイシン精機、トヨタ車体、トヨタ自動織機、豊田市役所などから相次いで発言が続き、予定された時間を超えての議論となりました。
最後に岡氏から「トヨタの窓から社会を見ずに(豊田佐吉の)障子をあけて観よう。外は広いぞ」の感想が語られ、司会者から「今後も続けていきたい」のあいさつで閉会となりました。