7月25日トヨタ系革新懇と豊田・刈谷・岡崎革新の共催で、名城大学の井内尚樹教授を招き「ゼロカーボンと自動車産業」のテーマで学習会を開き、トヨタ関連の労働者や市民50人が参加しました。
井内氏は各国のゼロカーボンの取り組みと日本の現
状を比較して、日本の取り組みは世界に比べて周回遅れだと指摘、その原因として政治のビジョンがない。財界の声に押されている。まず政治が決断することが大事と話されました。
エネルギーが買うものでなく、つくるものだという発想をもたなければと指摘し、ヨーロッパ等の例を紹介されました。
三河地域はEV化の影響が大きいので、ものづくりとまちづくりを総合的に考える必要があります。
心配されている雇用問題や下請け企業問題も国が決断し、国主導で対策をすれば解決できると指摘をした。
やはり国の政治を変えることなしにはこの問題も解決しない。革新懇運動を大きくし、市民と野党の共闘が必要だと感じました。