【22.06.17】革新・愛知の会 参議院選挙アピール

くらしも平和も壊す大軍拡・改憲阻止へ 「3つの共同目標」実現をめざす政治勢力の勝利を

 革新・愛知の会、会員・賛同団体構成員の皆さん、

 本日国会が閉会し、いよいよ22日告示・7月10日投票で参院選挙が行われます。今度の参議院選挙、国民のくらしと平和を守る上でも、分岐となる大事な選挙です
 ひきつづくコロナ禍とウクライナ危機の中に加え、「アベノミクス」が招いた失政でもある異常な円安によって、国民生活はガソリンや食料品の異常な高騰に遭って圧迫されています。今秋にかけて、さらに円安・インフレ時代に突入する様相にあります。
 国会討論の中でも、暮らしと営業を守る最大の切り札が消費税減税であることが明らかになりでましたが、岸田自公政権はこれには一切応えず、わずかなガソリン高騰への補助や、低所得の子育て世帯への少額の給付金支給、9月までの政府買い付け輸入小麦売り渡し価格据置きなど、極めて付け焼刃的な対策に終わらせています。

 革新・愛知の会、会員・賛同団体構成員の皆さん、

 一方岸田自公政権は、ウクライナ危機に乗じてアメリカからの要請も受けて、5年間で軍事費のGDP比2%・毎年1兆増で11兆円超をめざすとしています。この財源確保のためさらに社会保障削減が進み、また消費税の増税も浮上することも予測されます。
 さらに岸田首相は憲法記念日5月3日、改憲派の集会「公開憲法フォーラム」に寄せたメッセージでは、緊急事態条項新設や9条への自衛隊明記を盛り込んだ党改憲4項目について「いずれも極めて現代的な課題、早期の実現が求められる」と述べ、「自衛隊の9条への明記が必要だ」と憲法改悪にも前のめりになっています。

 革新・愛知の会、会員・賛同団体構成員の皆さん、

 今度の参議院選挙では、大軍拡を推し進め憲法9条改憲を企てる岸田自公政権と、それを補完する維新・国民民主への審判を下すことが大切です。そのためには大軍拡・改憲勢力に3分の2を超える議席を与えないことを目標にするとともに、革新懇運動の「3つの共同目標」実現めざす政治勢力の勝利を勝ち取ることがどうしても必要です。
 野党共闘への攻撃が続き、軍事同盟と大軍拡が問われる中で、「3つの共同目標」の実現をめざし、「市民と野党の共闘」の推進勢力の勝利こそ、新しい政治の流れを切り開くカギとなります。そのために、地域・職場革新懇、賛同団体、個人のみなさんがそれぞれ力を合わせることをよびかけるものです。

2022年6月15日 革新・愛知の会 代表世話人

【3つの共同目標】
1.日本の経済を国民本位に転換し暮らしが豊かになる日本
2.日本国憲法を生かし自由と人権・民主主義が発展する日本
3.日米安保条約をなくし非核・非同盟・中立の平和な日本」

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