【22.7.30】 デニーさん再選へ「県民大会」と「決起集会」 沖縄復帰50周年、新たな基地負担許さず

西村革新・愛知の会事務室長が沖縄決起集会  現地参加

 
 9月11日投票の沖縄知事選に向け、玉城デニー氏の再選をめざす事実上のスタートとなる、30日の「オール沖縄の県民大会」と31日「沖縄県統一連・全国革新懇などの決起集会」に、革新・愛知の会から西村秀一事務室長が現地でのリモートを含めて、知事選支援活動もかねて参加しました。
 「オール沖縄会議」の「復帰50年!新たな基地負担を許さない県民大会」は、コロナへの対応でオンラインで開催となりましたが、オール沖縄会議共同代表の稲嶺進氏や高里鈴代氏のほか、玉城デニー知事、伊波洋一参院議員がメッセージを発信しました。
 辺野古の埋め立て工事現場が見える海岸に立ってメッセージを寄せた前名護市長の稲嶺氏は「県民の人権と地方自治、民主主義を否定する現場そのものだ。子や孫に負の遺産を引き継ぐことを絶対に許してはいけない」と訴えました。
 沖縄県統一連・全国革新懇などの主催「玉城デニーさん必勝決起集会」は、那覇市松山の沖縄県統一連知事選事務所で、会場40人とリモートで開催。主催者を代表して新垣沖縄県統一連代表幹事と小畑全労連議長が挨拶、赤嶺衆院議員が激励と連帯の挨拶を行いました。
 情勢報告と行動提供を、瀬長統一連事務局長と林安保中央事務局次長が行いました。元維新の立候補は無党派層のデニーさん支持の切り崩し、参院選での接戦を受けて自民は戦略を練り直し、圧倒的運動量が必要としている。こちらも宣伝選などで負けないため、コロナ対策を行い現地支援者の派遣に全力をと、訴え。
 全国組織では全商連・平和委員会から、地元から平和委員会・全商連・民医連・新婦人・県労連から、地方代表では京都・兵庫・大阪と愛知から、それぞれ知事選勝利の発言。最後に仲山沖縄革新懇代表世話人の団結頑張ろうで閉会しました。

玉城デニー勝利決起集会in愛知

「玉城デニー勝利決起集会in愛知」を、7月18日(月・休)14時から、労働会館東館ホールで安保破棄と平和委員会主催で開き、リアル31人、オンライン9人が参加しました。寄せ書きとカンパ41000円がありました。
 医労連の「オンライン沖縄学習会」(1時間30分)の20分バージョンを見た後、瀬長和男沖縄統一連事務局長からオンラインで選挙情勢報告を受けました。
 今回の知事選挙は、景気、物価などの経済要求も訴えつつ、復帰前の沖縄を知らない人々が多い中で、「平和で基地のない沖縄」は保守の人々の要求でもあること、沖縄の地政学的な位置から「台湾有事」に至れば、これからの沖縄が問われおり、新基地建設を容認する知事を許す訳にはいきません。それは、愛知、日本の課題でもあるのです
 参議院沖縄選挙区でイハ氏勝利を喜ぶとともに、官邸主導で短時日で無名の官僚(38歳)を押し立てて若者の支持を広げ、辺野古新基地建設を容認を明らかにして、接戦に持ち込んだ自公の力を決して侮れないことが実感できるものでした。
 愛商連、医労連、愛労連、平和委員会から取り組みの報告があり、「沖縄に行こう」と参加者の決意も表明されました。
 (安保破棄 福田秀俊)

このページをシェア