大門実紀史前参議院議員を招いて、革新・岡崎の会が主催した「“人を大事にする経済”とは?講演会」には、りぶら会議室(301・302号室)に87人が参加しました。
日本は新自由主義のもと賃金が上がらず、格差拡大、経済停滞、社会保障削減が進み、もろい経済社会となっています。
これに対し『逆転の成長戦略』では、新自由主義とは真逆に「分配から成長へ」「賃上げと社会保障が日本を救う」という成長の柱をしめし、
▽大企業の内部留保と富裕層へ課税を。
▽消費税を5%に戻すことで、国民の生活・中小業者を支援し、インボイス制度は不要に。
▽中小企業支援とセットで賃上げする。(仏・米で成功)
▽社会保障の充実。
▽女性の能力を生かし経済成長に。
など、具体策を示しながら「人にやさしい経済=強い経済」を、楽しくわかりやすく解説され、2時間が早く感じました。
コロナ禍、物価高騰、円安と、中小業者をとりまく厳しさがつづく中、消費税減税は大きな支援になります。逆転の成長戦略で中小業者も地域経済も元気になるようぜひ成功させてほしいと感じました。
余談では、竹中平蔵氏や麻生太郎氏とのちょっとおかしなエピソードに大笑いし、首相らの似顔絵入りの挿絵を自分で描いたと聞き、大門さんの人柄と多才さに感心しました。
(革新・岡崎の会ニュースより)