【23.06.10】大軍拡・大増税NO!くらしと平和を守る懇談会

革新・愛知の会は、6月10日に「大軍拡・大増税NO!くらしと平和を守る懇談会」をイーブルなごや視聴覚室で開催し、25人が参加しました。
 この懇談会は、岸田首相が5年間で43兆円もの大軍拡・大増税を推し進めようとする中、革新懇運動でつながりのある市民団体など18団体、革新・愛知の会のインタビューに登場していただいた方など118人に懇談会への参加を呼び掛けたものです。
 懇談会は青木陽子・服部守延両代表世話人が座長となり、西村秀一事務室長が懇談会開催の趣旨について説明しました。
 大村義則さん(愛知県原水協代表理事・代表世話人)から「大軍拡・大増税にNO!私たち愛知の平和運動」と題してウクライナ戦争後の世界の情勢と軍事基地化がすすむ愛知県の実態、これからどう平和を構築するのか」についてパワーポイントを使ってと報告。その後、参加者からの発言がありました。
 川村範行さん(東海日中関係学会)は、「台湾有事をあおり、大軍拡を進めている。台湾有事の虚構性を明らかにしていくことが必要。1987年の日中友好条約は『友好関係を発展させ、紛争の平和的解決を図り、経済、文化、民間交流』と謳っている。日本政府は平和的話し合いこそ必要と。
 小山初子さん(ぬちどう宝の会)は、沖縄、南西諸島で軍事訓練が進められ、オスプレイ訓練などで地響き、島に住めない。焦りにも似た気持ち」
 岡村早苗さん(だまっちゃおれん人権訴訟原告団長)は「原発の60年超運転を可能にする束ね法案GXは許せない。軍拡をすすめる岸田政権,とんでもない。声を共に上げていきたい」
 上井靖さん(元八王子中学校校長)は、「8月19日にみんなの学校全国大会を学校とはをテーマに開催する。物事を考えること、他人の話をきく、思考停止になってはいけない」と。
 沖縄基地見学のあいち高校生平和ゼミナールの活動や、生活保護裁判、入管法問題、医療の現場での看護師不足の中での深刻な実態など25人の参加者からそれぞれの思いが語られました。
 
 
 また、懇談会には参加できなかった方々からも、メッセージが43人から寄せられました。革新・愛知の会では、この懇談会で出された声を、これからの活動に生かし、取り組みをしていこうと話し合っています。

 メッセージの一部を紹介します。
「戦争を防ぐ声を大きくしていきましょう」(医師)、「戦後の日本を骨抜きにする自公維に連帯して闘いましょう。立民・共産をつなぐ貴会に期待しています」(牧師)、「軍事費の増額にNO!」(大学教授)、「あまりにもひどい時代になりました。連帯して抵抗していきましょう」(大学教授・市民連合愛知)、「どんぶり勘定で原発と軍拡にじゃぶじゃぶと国費を投じる有りように怒りを覚えます。国民の命と生活が犠牲にされるいまの政治状況を根本から解決していきましょう」(老朽原発40年廃炉市民の会)、「戦争への道をひた走る岸田自民党の政策には反対です。敵視でなく、平和外交を通して隣国との友好を探るときです。3年半前にアフガンで亡くなった中村哲さんの『平和への志(こころざし)』を受け継ぎ、皆さんとともに頑張っていきます。」(ペシャワール会名古屋)

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