【23.03.22】革新・愛知の会、旧統一協会との関係で公開質問状

自民、県会過半数・名市会全員が無回答  住民団体への回答は公職者としての努め

 
 革新・愛知の会は、現職の県会議員と名古屋市会議員に対して、旧統一協会(世界平和一家族連合)との関係を尋ねる公開質問状を送付しました。県会議員98人中53人・名古屋市会議員68人中16人が回答を寄せた。質問は、行事への参加、行事への祝電などの送付、選挙への応援や協力の有無など6項目。

 県会議員は、自民党54人中29人が無回答。回答した25人のうち、鈴木雅博氏(豊田市)は行事参加と祝電送付についてはわからないと、島倉誠氏(瀬戸市)は選挙応援について「依頼はあったが協力はしていただいていない」と回答がありました。
 新生あいち32人中21人が回答。鈴木まさと氏(岡崎・額田郡、立民)は行事参加は「はい、内容についてははっきり覚えていない」、祝電送付は「はっきり覚えていない」と回答、「5年ほど前に統一教会の教義に賛同できないということで関係はなくなった」としています。
 公明は5人全員が連名で、減税は2人中1人が、いずれも全員が「関係ない」旨回答しています。

 名古屋市議会は、自民・公明からは全員回答がありませんでした。減税・共産・維新からは全員・全項目について「関係ない」旨回答があった。民主からは会派として団長名で、団員全員について当該団体とは関係ないと確認しているとの回答があった。

 3月22日県政記者クラブで記者会見を行い、公開質問状の回答を公表、赤旗と中日新聞が報道した。記者会見で革新・愛知の会は「旧統一協会問題は、どういう立場かはっきりさせるのが公職者の努め、今後も徹底した究明を図りたい」としました。
 記者会見には、統一協会を考える(愛知4区)市民の会、旧統一協会問題の解明をめざす碧南市民の会、旧統一協会問題を考える愛知1区市民の会の活動に参加する、革新・愛知の会関係者も同席し、地域での取り組みの紹介も行いました。

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