
11月23日、緊急講演会を小林武沖縄大学客員教授を迎えて生涯学習センターで開催しました。
高市内閣の軍備増強、くらし切り捨て路線に危機感を持って、40名が参加しました。
小林武さんは以下のようにお話されました。(1)スパイ防止法 高市首相の「台湾有事は日本有事」=「存立危機事態」(米国:中国の戦争に)。自衛隊の参戦につながる発言撤回すべき。安保法制見直しで軍拡加速、非核放棄。
スパイ防止法は、「日常会話から思想まで監視」する法律、維新の会、国民民主、参政党が主導、自民・維新政権:2025年に検討始め、速やかに法案を成立させる。
(2)参政党の「新日本憲法構想案」について、主要テーマは「国体」。戦前の価値観復活、「基本的人権」の文言なく「国民の要件」に排外主義。「家」制度復活、9
条を廃止し、大軍拡、核保有まで踏み込んでいる。
(3)沖縄辺野古新基地の反対闘争と経過について 沖縄辺野古新基地工事は、海底がふわふわで杭が届かず、工事の中断が続き事実上中止に追い込まれているが、これを断念し、普天間飛行場の即時返還を。
(4)自民維新の会連立
高市政権の軍拡・安保法制制定の動向
(5)議員定数削減―「維新と連立を契機として民主主義の破壊へ」(有権者の声を封殺)
高市内閣の軍拡、くらし切り捨て路線に、賃上げと憲法を守り、広範な団体、個人を結集し、共闘を発展させる必要があると力説されました。
(鈴木 勝)
