
白井康彦さん(フリーライター)
高市政権の「国会軽視」の姿勢に唖然としています。疑惑に蓋をしようとする。首相が答弁する時間があまりに短い。酷さのレベルが異常です。
私の感覚では、必要がない法案を国会に次々提出。しかも、充分な審議時間を確保しないまま無理やり成立させようとしました。一番分かりやすかったのは、皇室典範改正だったでしょう。初の女性首相が女性天皇の可能性を消そうとしている構図。政府提出の改正案には「何が何でも女性天皇、女系天皇の可能性をつぶしたい」という右翼勢力の執念がこもっていました。
それでも、政権支持率はまだまだ高い。4割台とか5割台とか。個人的には2割以下に落ちてほしい。10数年前には「比較的小さな声」だった右翼の方々の意見が今や「目立つ大きな声」になっていて、それが高い政権支持率につながっています。そして、高市首相は右翼の方々の意見に乗っかろうと頑張ります。
新聞記者、フリーライターを長く続けてきた自分には、高市首相のとんでもなさが世間に充分に伝わっていない現状がどうにももどかしいです。マスコミ各社が高市政権の酷さを伝えていないわけではありません。高市首相の政権運営の異常さを伝えているのは新聞で言えば、朝日、毎日、中日・東京だけではありません。読売や日経も高市政権に厳しいです。それでも、今やネットで政治情報を収集する人が多い。右翼の方々は、ネットや右翼雑誌などを巧みに活用して世論操作に邁進してきました。それにしっかり対抗する作戦を多くの人と一緒に考えたいです。
白井康彦さんは2020年2月号に「違法な生活保護基準引き下げ、いのちのとりで裁判で明らかに」とインタビュービューに登場し、語っていただきました。
