6・22 浜矩子さん講演会

さようなら自民党政治!物価高から暮らしを守る!
賃上げ・消費税の減税をどうする!

自民と政治の本質は
   どこにあるのか

7月20日に実施された参議院選挙。選挙前、にわかに各党が消費税減税を言い、焦点化されました。
 6月22日、労働会館東館ホールで、同志社大学名誉教授浜矩子さんを講師に、学習会を開催。
 浜さんは、消費税は、当初から制度設計がおかしく、そのことがインボイス制度など現在の混乱を生んでいると指摘し、自民党政治の問題、本質はどこにあるのか、話されました。会場とオンラインで97人が参加。
 以下は、浜さんのお話の抜粋です。

「ヒラメ男」とは
  
 石破首相を「ヒラメ男」と命名しました。普段は海底に張り付いていて、上目使いに海流の行き先を見ていて、今の潮目、ちょっといいかもしれないと思うと、上がってくる。ちょっと違うと思うと、また海底に戻り気配を消す、そういう雰囲気が漂っています。
 ドナルド・トランプ氏は「タコ男」と命名しました。足が8本あり、その足を四方八方に振り上げて、足が八つ編みになってしまい、動きが取れなくなるということになっているのでは。ウクライナ問題、パレスチナ問題でも、足を振り上げて行場が分からないという、とても危険なことになっています。
 「ヒラメ男」と「タコ男」が出会ったときに何が起こるか、犠牲になるのは日米両国で、人々が不幸になるという方向に行ってしまうのではと思います。
 自民党政治の体質、本質はどこにあるのか。自民党政治の目や耳、手や力はどのようにふられているのか。

涙する目、傾聴できる耳があるのか

 目は、本来なら、涙する目であるべきです。人のために、涙する目を持っていない人は、政治家になってはいけないし、政策担当者になってもいけません。人の苦しみに共感することが出来ない者には、人の苦しみを除去することはできません。「ヒラメ男」は、空気を読む目は持っていますが、人のために涙する目があるかが大いなる疑問です。
 耳は、本来なら、傾聴できる耳です。どんなに小さな悲鳴でも聞き逃すことは決してない耳を持っていなければなりません。人が助けを求める声を聞き逃してしまうようでは、まともな政治を展開することはできません。非常に敏感なレーダーのような耳が必要です。

政治家としての耳とは

 単に、「聞く」ことと傾聴することは違います。しっかり受けとめて、中身を理解して、どうしたらよいかしっかり考える、これが傾聴です。
 力が尽きてかすかな悲鳴しか上げることが出来ない人の声でも、ちゃんと聞こえなければ、その人が生死の境をさまよっているかもしれないときに、その人を救うことは到底できません。
 もう一つ、自分にとって都合の良いことしか聞けないこと。自分にとって都合のいいように、相手が訴えていることを、勝手に解釈してしまいます。どんなに自分にとって耳が痛いことでも、相手の訴えを素直に率直に受け止める、そういう耳でなければ、政治家としては「狂った耳」と言わざるを得ません。

振り払う手であってはならない

 手は、まさしく差し伸べる手です。どんなに小さな悲鳴でも、悲鳴を上げている人には惜しげもなく手を差し伸べる。
 人の痛みを悼んで、もらい泣きの涙が出たら、その涙とともに、相手の涙をぬぐう手を、力強く差し伸べる、そういう手であってしかるべきです。政治の手は、決して振り払う手であってはならないのです。
 自民党政治の手は、しばしば振り払う手です。特にアホノミクス(安倍元首相のアベノミクス)の手は、弱いものを振り払う手でした。それをさらに徹底したのが、スカノミクス(菅前首相)だったと思います。
 強くて大きい日本経済を作るためには、弱いものは振り捨てる、自助・共助・公助でと。自分で自分を助けるのが基本。 公助は、頑張る者が報われるために施す支援だと言っていました。これは完全な誤りです。頑張りたくても頑張れない人々のいのちを守るのが公助。

狂った力の持ち主とはさようなら

 選挙を前にして、財源のことも考えずにばらまきに走るという自民党。
 こういう狂った力の持ち主とは、本当に「さよならをしなければいけない」と思います。

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