新婦人愛知県本部県常任委員・ジェンダー平等部長 佐藤民代さん
新婦人は、3月8日の「国際女性デー」から4月10日の女性参政権行使の日までを、ジェンダー平等めざす「春の行動」としてとりくみ、今年は“選択的夫婦別姓を今国会で”といち早く行動。
新婦人愛知は、昨年12月県議会にむけ、国への意見書を求める団体請願にとりくみ、班、小組から470を集めました。
請願は県議会で否決されたものの、今度は「地元国会議員に紹介議員になって!と要請しよう」とよびかけ、22支部が現在16選挙区の議員へ様々な形で行動し、現在4人が選択的夫婦別姓を求める請願の紹介議員になりました。
班で集めた『わたしは言いたい』カードで「名前は人権」「強制的夫婦同姓やめて」など議員に届け、議員や秘書から「私も同じ思い」の反応も多くありました。
熱田支部では、「紹介議員に要請に行こう」と会員に呼びかけたところ、「(別姓は)あまり賛成じゃない」という声など意見が飛び交い、まずは班で学習会をして理解を深めようと、くさなぎ班で学習会を開催。「選択的ということで、自分が選べるようになることがポイントだね」と最後はみんなが納得。ゆっくり時間をかけ、お互いの意見を聞き合って、話し合う。「これぞ新婦人だ」と感じました。
次世代はジェンダーに関心が高く、国会行動にも複数で参加。新春のつどいでは「選択的夫婦別姓」に関するパペット動画を作り、大好評!運動をすすめる力になっています。
いま「変えられる!」「絶対変える」のワクワク感が、新婦人愛知の行動にみなぎっています。