【14.02.07】村上俊雄(革新・愛知の会事務室長・代表世話人会)

 秘密保護法の強行直後に安倍内閣の支持率は40%台となった。年末の靖国参拝は外務省に「虚脱感」を、アメリカ政府に「失望」を与えたのに一月末の支持率は共同通信で55・9%、朝日新聞で50%とかえって上昇!安倍政権の主要政策に多くの人が批判的である。
 集団的自衛権見直しに反対が54%、景気回復に実感なし73%、原発再稼働反対60%、秘密保護法の修正・廃止75%(共同通信調べ)。なぜ?
 
 理由の一つ。官邸トップの戦略として首相のTVへの登場数を確保することがある。外遊、諮問会議、行事の挨拶等。何を喋るかでなく、どれだけ顔を出すかに力点。空疎な内容であっても自信に満ちた表情のタレ流し。NHKにたいして枠をはめたとの自信も。映像メディアが支持率を支えるとの強シンゾウ。
 
 幻想としてのアベノミクスに裏切られた人々の懐が暖まらず消費税率引き上げが実施されると怒りは爆発する。
 
 胃袋は政治を変える!

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