【21.02.10】村上俊雄(革新・愛知の会事務室長)

 感染者が入院を拒めば懲役だというなら、感染しても入院できない事態・在宅死を招いた総理にこそ刑罰を!▼コロナよりも経済優先がアベ・スガ政権の基本。だから対策は後手後手、批判が高まると強権的手法を取る。昨年春、全国一斉休校、今年に入って第三波のピークが来ると刑罰を折り込んだ法案を用意する▼アベ政権下では法案の前に閣議決定、憲法に反する法の強行、法制局、日銀などの人事慣行無視。晋三をかつぎ、マスメディア・官僚人事を牛耳り、官房機密費を駆使して裏を支えて来たのが菅長官。この成功体験がコロナ対策には通用せず。官僚・専門家の権力への忖度だけではウイルスを抑えられない▼内閣支持率の急落が続くいま求められているのはコロナ対策を含めて野党が共同して政府との対抗軸をくっきりと示すこと、「こんな政治をいつまで続けるのか」との対話を拡げること。ここに革新懇運動の課題がある。

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