【22.03.10】岡本早苗さん(原発事故人権侵害訴訟・原告団長)

原発事故がなかったかのような世の中に抗うために――全国でつながりを強固に

 ロシアがウクライナへの侵略を進めチェルノブイリ原発が占拠されたと報道で耳にしました。その報道は“ついに原発が戦争の脅しの道具になってしまった”そんな重い現実を突きつけるように私の心にのしかかってきました。
 なぜ奪い合い、なぜ殺し合うのか。本当に平和解決は出来ないのか。経済活動より大切なものは”人の命”誰一人の子供を戦争に向かわせてはいけないと強く想う。
 どうしたら経済活動優先の社会から脱却できるか、無い頭で懸命に考え私に今できることをやらなければと崩れそうな心で立ち上がろうと、活動に力を入れていきたいと思います。
 3月は私たち原発事故被害者にとってメモリアルな月となり、毎年苦しい心をなんとか立ち上がらせながらのアピール活動を進めてまいります。
 原発事故がなかったかのような世の中に抗うために全国の同種裁判のたたかいを自分事として、全国にいる被害者たちは横のつながりを強固にし、現地被害と避難者の被害は表裏の関係であると訴え続けていきます。
 今年の3月は福島県在住の“生業訴訟団原告の服部崇さん”をお招きして3月15日にお話を聞きたいと思います。
 イーブルなごやで午後6時半から参加費無料で行います。
※カンパ大歓迎‼︎
 
また、翌日の16日はだまっちゃおれん訴訟の口頭弁論期日となりますので、是非傍聴に来て、裁判官へあなたの判断を見ているよ!と共にアピールをお願いします。

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