【12.11.10】原発安楽死 引導渡し役-玉置昌義さん(TAMAKI記念研究所主宰)

原発安楽死 引導渡し役

 
10月26日「初臨界50周年記念の原子力の日」のJPDRも「廃炉」で役割は終えた。何年前であったか、お蔵の食器を包んだ新聞紙が「JPDR初臨界」を伝えていた。祖母「ツギ」の命日が10月27日、初臨界の次の日。先日の祖母50回忌に思い出した次第。
 お寺の本山河野太通管長が1年前「原子力発電に依存しない社会の実現」宣言。「今年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島原子力発電所事故は、世界中の人々の人生観に大きな衝撃を与えました。半年を過ぎた今日においても、未だ終わりが見えない状況で多くの人々の生命や人権が脅かされ、苦悩の日々を余儀なくされています。たとえ平和利用とはいえ、原子力による発電が人類の制御できない危険な領域であると露呈した今、私たちは将来ある子どもたちのために一刻も早く原発依存から脱却し、これに代わる安全なエネルギーへの転換に向け社会に働きかけなければなりません。この度の様々な出来事は、すべての人々に心の豊かさ、安心できる平和な生活とは何かを改めて問い直すよう促しています。私たち仏教徒は、利便性や経済性のみを追求せず、仏教で説く「知足」を実践し、持続可能な共生社会を作るために努力することをここに決意し、宣言します。(2011年9月29日)」。
 前年度まで寺の護持会事務局長だった私も負けずに、原発老学者としての務め(原発安楽死の引導渡し)を。

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