【07.08.05】平民の暮らし

山岸 光夫(代表世話人)

今、イラクは無政府状態―内戦状態に陥っている。シーア派とスンニ派と、自爆テロを応酬、この混乱に乗じてアルカイダ武装勢力がこの混乱をねらって伝道している。

アメリカ軍の掃討作戦が無辜なイラク国民を巻き添えにし死傷者が多数、アメリカ兵も開戦以来三六〇〇人を超える死者を出している。フセイン大統領を悪玉に仕立て「大量破壊兵器をもっている」など作り上げた情報をもとに、「アメリカはイラクに自由をもたらす」と標ぼうして不法に侵攻した結果である。

もし、日本に憲法九条が存在しなかったら国際貢献の名のもとに自衛隊を派遣し、多数の死者が出ていたにちがいない。

安倍自民党は、この平和憲法を改悪し、「国際貢献(アメリカ貢献)」の名で「戦争できる国」にしようとしている。私たちは、「世界に誇れる平和憲法で国際貢献を」正義の戦争はありえない。(革新・愛知の会代表世話人・山岸光夫)

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