【07.06.10】代表世話人 柏木啓韶さん

百科事典で「棄民」を引いてみると棄民とは「政治的・経済的理由から国家が見捨てた(元)自国民のこと」とありました。関連して「難民」は「戦争・宗教・天災や貧困などで住む場所を追われた人々」とあります。

マスコミは「医療保険証のとりあげ」「生活保護の辞退強要」など行政が社会的弱者を見捨てる事実や介護難民やネットカフェ難民などの状況とトヨタの2兆円など大企業の空前の大儲けぶりを同時「上映」していますが、相関関係には踏み込めません。

5月27日革新・愛知の会主催の「講演と討論の集い」で講師の友寄英隆さん(雑誌『経済』元編集長)は、大儲けに目がくらみ「棄民」「難民」も視野にない財界の精神状況を「ユーフォリア(陶酔的熱狂)」と指摘していますが、7月22日にはこうした政財界の陶酔状況を覚酔させる国民の怒りを示したいものです。

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