県革新懇ニュース−文化のすすめ

【07.03.10】新しい俳句ブームを

水野 火夫(新俳句人)

終戦直後、俳句はブームとなりました。それは戦争中おさえつけられていた人間性をとりもどす要求がふきあがったもので当然のことでした。一方、俳句は文学や芸術といったものとは云えず「第二芸術だ」という評論家桑原武夫氏などの批判もおこりまさに百家争鳴となりました。私など若かった者も論争に参加しました。今日また俳句人口が増えてきているといいます。それはよいことと思いますが、戦後の時期と比べていまは年輩者が多いという状況で、もっと若い層にもひろがるべきだと思います。

 「俳句甲子園」煮出される高校生の俳句をみるとなかなかよい句がありますが、それを勝ち負けのゲームにしてしまうのは俳句のこころざしから外れてしまうと思うのです。

 若者も大いに人生、社会、自然を俳句に謳い上げてほしいし、年輩者も「老人の余技」とか「老化防止のため」などの域をのりこえてさらにすすんでほしいと思います。 

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