県革新懇ニュース−文化のすすめ

【08.10.10】文化のすすめ 29回 「民踊は文化遺産」

菱川玲子 (名古屋民族舞踊研究 かすりの会)

 私たちは、北は北海道から南は八重山諸島まで、民踊の取材で駆け回っています。そこで感じるのは、過疎化、少子化、町村合併で小さな村落が消え、その土地に伝承されてきた盆踊りや祭りが消えていく現実です。

 私たちの祖先は、お寺の境内や神社の前で、あるいは、学校の校庭で空き地に集い、共に、先祖供養や豊作祈願をその土地独特の所作や節で唄い踊ってきました。民踊はその土地の人々の想いが凝縮した貴重な文化遺産だと思います。取材先では、お互い初対面なのに、まるで旧知の間柄のように話しが弾み、「民踊」を通じて心が通じ合い楽しい。それは、「その土地の民踊を愛する」という共通の想いで結ばれている者同士だから。

 伝承発展に努力している現地の皆さんと交流し、学びあい、刺激しあいながら、現地の民踊の素晴らしさ、楽しさを伝え広げ、時代に繋いでいきたいと思います。 

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