【09.03.10】平民のくらし 阪本貞一さん(弁護士/革新・愛知の会代表世話人)

憲法に軸足をおいた、人間の尊厳が全うされる政治・経済への「変革」を求めて

今年は政治決戦の年。麻生内閣は国民からは見放され、既に末期症状の体。総選挙はいつあってもおかしくない状況だが、4月には名古屋市長選も行われる▼いま、私たちは歴史的な激動期、大きな転換点に立っていると言ってよい。アメリカ発の金融危機に直面して、グリーンスパン前FRB議長はついに自ら唱導してきた「新自由主義」経済政策の誤りを認めざるを得なかったが、小泉「構造改革」のブレーンであった中谷巌氏もその誤りを認めるに至った▼醜いまでの対米従属のもとでの「構造改革」は、人間らしく生きることさえ許さない程の格差・貧困の拡大をもたらしてきたが、我慢も限界。泣き寝入りを許さない闘いも前進している▼今こそ主権者・国民の出番。憲法に軸足をおいた、人間の尊厳が全うされる政治・経済への「変革」を求めて共に奮闘したいものである。(阪本貞一弁護士/革新・愛知の会代表世話人)

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