統一地方選挙(後半)を終えて
トリプル選挙(知事選・名古屋市長選・名古屋市議選)以降、長い選挙を終えての論議を行った。共産党からは、3.11(東日本大震災)後、有権者の目線に寄り添う(政治への期待が高まる)選挙戦であった。防災・エネルギー転換などを攻勢的に取り組んだ。結果は、名古屋市議3、その他の市議14を落とすことになった。今後、総括を強めたいとも述べられた。
活動を担う人の高齢化が進み、若い人たちへの影響が下がっている。地域で運動を創った人を議会へ押し出すことが大切だ。単に声をかけるだけでは票にはつながらない。演説会参加と票読みとが相乗化することが必要などの意見が出された。
福島第一原発事故をめぐって
中電浜岡原発は「世界一危険」な原発であり、東京電力は福島第一原発の事故も止められていないのに、それぞれ新設計画を打ち出している。日本の原発問題は、(1)古い原子炉(40年を超える) (2)震源域の上にある (3)原子力推進機関から安全・監視機関が独立していない。福島第一原発では、炉にひびが入っている。圧力容器に水を入れるとこわれる危険性もある(最悪、4機が爆発することも)。「安全神話」をふりまいて原発推進を行った電力会社はもとより行政にかかわったもの、国会議員の責任を社会的に問うべきだ。被害者への補償は、これらすべての人々が負うべきだ。
今後の取り組み
(1)シンポ《東日本大震災を問う――何をどう改めるのか》6月中下旬の土曜日に行う(一万人以上が集まった東京高円寺の集会に学ぶこと、具体的な行動提起などの注文が出された)。
(2)組織強化拡大検討委員会(5月18日に開 催)
次回代表世話人会 5月25日(水)14:00~