憲法を学習し、憲法を守り活かす―第5回世話人会で論議し確認。
革新・岡崎の会第5回世話人会が、2月3日午後、弁護士法人リブレ会議室で14名の参加で行われました。
改憲では安倍内閣と
維新・みんなは同じ
総選挙後初の世話人会であり、選挙結果をどう捉えるかなどの論議を行いました。
「自民党が圧勝したというものの3年前の惨敗時より比例で219万票も減らしており、まさに小選挙区制のマジックであり、決して自民党の政策が支持されたわけではない」「選挙公約に集団的自衛権行使や自衛隊を国防軍にすることを掲げただけに、9条を守る運動をさらに強めないと危険だ」「自民だけでなく、維新の会やみんなの党も改憲では同じだ」「憲法99条は、“天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ”としているのに、安倍内閣総理大臣が憲法96条に手をかける、改正するという発言こそ憲法違反ではないか」「今こそ本腰を入れて憲法を学習し、憲法を守り活かす運動を発展させなければならない」と憲法をめぐる情勢と私たちの課題を議論しました。
いじめ問題、体罰についても意見が出され、橋下大阪市長(維新の会共同代表)の言動など「権力による教育への介入、支配では解決しないだけでなく、それは危険な方向だ」と強調されました。
「会としてはこれまでTPP、消費税、原発、憲法などに取り組んできたが、安倍内閣は人事院制度を無視して、国家公務員に続いて地方公務員の7.8%賃下げを地方に要求するなど、デフレ不況をさらに深刻なものにしようとしている。国民の”懐を温める”という取り組みも必要」という提案もされました。
鈴木日本共産党岡崎市議からは12月議会の取り組みが報告されました。その中で、議員の質疑をなくす市民不在の他会派の姿勢を糾弾しました。
荒川代表世話人は、青年の意識調査結果も受け、我々自身が青年について、その置かれている状況を、気分も含めて学習し、この運動に多くの青年を結集しなければ発展がないことも強調されました。
討論の中で、憲法改悪を許さない、原発の再稼働、推進をやめさせる、消費税増税を阻止し、社会保障改悪を許さないたたかいの重要性が浮き彫りになり、革新懇運動(革新・岡崎の会)が歴史的重要性を持ってきていることが確認されました。
今すぐ原発なくせ中電前
4月、5月は11日11時
今後の活動として、次の4点を確認しました。
1 2月16日の憲法学習会の位置づけとして、安倍内閣が集団的自衛権行使容認、憲法9条を変えて自衛隊を国防軍にするという危険な策動を広く呼びかけて、憲法を守り活かす運動を飛躍的に広げる機会とする。
2 3月10日の「震災復興支援!さよなら原発in岡崎」は、昨年の呼びかけ人方式ではなく、革新・岡崎の会が呼びかけて行なうこととし、世話人、会員の協力を得て団体・個人に広く呼びかける。
3 昨年の11月11日の「今すぐ原発ゼロへ全国一斉行動」に呼応して岡崎・中電前で始めた「今すぐ原発なくせ!in岡崎」行動は、2月、4月、5月は11日11時から行う。3月は前項の取り組みを行う。
4 第16回革新・岡崎の会総会を5月12日(日)13時30分から竜美丘会館で行う。総会に学習会も計画する。
当面、上記の活動を前進させる上でも、ひと回りもふた回りも大きな運動と会員拡大が必要となってきます。現在会員は97名です。100名を超える会員で総会を迎えるために、みなさんの周りで会員を増やしてください。
(事務局長 石田邦芳)