【14.05.11】飯田市の再生可能エネルギー(太陽光発電)の学習会を行いました。(一宮革新懇ニュースより)

飯田市の再生可能エネルギー(太陽光発電)に関する取り組みついて

 はじめに、報告者の後藤さんは、再生可能エネルギーの可能性について飯田哲也氏の論点に触れられた。日本にとっては、明治維新、敗戦、3・11につぐ第4の変革に当たる転換点になる。
・文明史的転換
・「地産地消」から一歩進んで、「地産地所有」へ
・地域主体の再生可能エネルギー
・日本でも各地域で先進的な取り組みが始まっている
・コミュニティーパワーの定義
・エネルギーシフトのシナリオ
などについて話されました。 
 自然エネルギー懐疑派への反論について、その1として自然エネルギーのコストは高い、第2に自然エネルギーは不安定だ、第3に自然エネルギーは非現実的だ、第4に自然エネルギーは産業経済的にマイナスだ、第5に、自然エネルギーは環境を破壊するの、5点について飯田氏の反論を話されました。

 次に、飯田市で実際に取り組まれている再生可能エネルギー(太陽光発電)について、話されました。
 太陽光発電のメリットは、屋根などの空きスペースを活用できる、地域の市民、中小の事業者が手がけやすい、風車と違って時間や手間もかからない、技術的に複雑でないので、町の工務店でも設置が可能などをあげることができる。飯田市では、2004年に日本初の市民発電所プロジェクトが立ち上がった。平成16年度から19年度に環境省の「環境と経済の好循環のまちモデル事業」の企画に飯田市が参画した。もう一方飯田市では環境意識は1990年代から高く「環境文化都市」を目標に温暖化防止政策に取り組み、市の公共施設の屋根には太陽光発電設備を設置をしていた。こういう中で「おひさま進歩エネルギー株式会社」を設立。この会社は、市民出資と市の補助金で運営。市が補助金を出せるように、「再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」という条例を平成25年4月1日に制定をしている。

 最後に、まとめとしてまちづくりのキーコンセプトは、「結い」―――人と人、人と自然、行政と市民を結ぶ事の大切さ、他の自治体でも無理なことはない。先ず自分の土地にある資源を探して、挑戦する事が大事ではないかと話されました。

 話し合いでは、この飯田市の例のように、一宮市でもやれるのだろうか。福島の原発事故以来、市内の一般家庭の屋根にも太陽光発電設備が設置されている。それを加速させるために補助金を増やすとか、現在市内の中学校の屋根に教材の一部として太陽光発電設備が、設置してある。すべての学校の屋根に太陽光発電設備を設置して冷暖房に活用していくよう要望していくことが大事ではないか。「おひさま進歩エネルギー株式会社」みたいなものを立ち上げていくような論議を進めていくことも必要ではないかと話し合いました。

このページをシェア