沖縄県知事選での翁長氏大勝利の余韻も冷めやらぬ11月19日、刈谷革新懇では愛知教育大学名誉教授の折出健二氏を講師に招いて「いじめ問題を考える」と題した学習会を開催しました。善意で会議室を提供してくださる会員の加藤さんのお宅に20人余が集い、空席もないほどの中、熱心に折出先生の講演に耳を傾けました。
折出先生は昔と今のいじめの質の違いから始まり、最近この地方で起きた複数の児童・生徒の自殺問題や過去の大河内君の自殺問題にも触れながら、いじめは社会全体の問題であること、子どもの伴走者となっていじめを起こさない社会関係の構築が必要だと述べられました。その後の質疑応答の中で、今の教職員の過労死しかねない長時間勤務の実態が述べられると、一同驚愕の様子でした。
刈谷革新懇は活動を再開して1年半が過ぎようとしています。この他にも月1回の映画会の開催や、大飯原発の見学など、楽しく集える会にしようと知恵を絞っています。