守山革新懇ーー「大軍拡でゆがむ日本経済、国民生活重視の経済再建を」学習会と第21回総会

 12月14日(土)午後、守山生涯学習センターで総会が行われました。くれ松順子日本共産党元市議が「学んだことを草の根で語ろう」と開会挨拶しました。
 記念講演は佐々木憲昭元衆議院議員が「大軍拡でゆがむ日本経済、国民生活重視の経済再建を」のテーマで行いました。 参加は48人。講演の主な内容は以下の通りです。
 2022年12月の「安保三文書」で際限のない軍備増強の流れとなっている。「5年間で43兆円」というが、実際には「期間外歳出」(ローン)も含めて「60兆円」となっている。財界は更なる増額を求めている。軍事費の物件費は全額の30%は三菱重工、25%はアメリカ政府が受注している(2023年度)。そして自民党への政治献金は防衛10社で1650万円(2022年)となっており、政府と軍需産業の癒着は歴然としている。
 「兵器」(兵器産業)とはどんな商品か。「人間の命を奪い、器物を破壊する」「購買力を低下させ、経済を縮小、停滞させる」「秘密主義で民主主義を圧迫し、自由を奪う」…商品であり、軍拡のため日本経済の停滞が強まっている。
 軍事費5兆円の使い方を変えれば、「大学授業料無償化1.8億円」「小中学校給食無償化0.4兆円」など暮らしを豊かにできます。佐々木さんは「平和とくらしを守るたたかいこそ未来を拓く」と強く訴えました。

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