革新・愛知の会は、12月7日午後、労働会館東館ホールで第45回総会を開催。
立憲民主党の藤原のりまさ衆議院議員が連帯の挨拶、もとむら伸子日本共産党衆議院議員が「自民党にかわる大きな政治変革の始まり―革新懇運動にもとめられるもの」と題して講演を行いました。
開会のあいさつを田辺準也代表世話人が行いました。2025年度活動方針の提案、地域・職場、団体からの発言がありました。決算報告、予算案を承認、2025年度世話人を選出しました。閉会挨拶を大黒作治代表世話人が行いました。
15地域革新懇、5職場革新懇、1職域革新懇、青年ネット、24団体81人が参加しました。
2025年度の活動方針案と財政報告、予算案決算を提起。「自民党政治を辞めさせよう」を合言葉に取り組んだ一年、総選挙で自公政権を過半数に追い込んだことを確信に「新しい政治へ、共同を広げ参議院選挙での勝利を!革新懇を強く大きく!」と対話、要求運動、学習とシンポなど進めることを確認しました。
「自民党政治に変わる大きな政治変革の始まり~革新懇運動の求められるもの」と題して、衆議院議員のもとむら伸子さんが講演しました。
日本共産党 本村伸子衆議院議員 講演主旨
自民党政治に変わる 大きな政治改革の始まり 革新懇運動にもとめられるもの
自公政権を過半数に追い込んだこと、愛知10区の皆さんの大奮闘や愛知で自民党の議員は16人中3人に、西三河ではゼロ人ということになりました。
自民党政治に対して厳しい審判が下ったというふうに思っております。
総選挙後の国会の状況はがらりと変わりました。
議場での与党の議席が大変少なくなりました。
選択的夫婦別姓について、国連の女性差別撤廃委員会は4度の勧告をおこないましたが、私が所属する法務委員会の「理事懇談会」で立憲民主党の西村ちなみさんが委員長になり、与野党が逆転するもとで選択的夫婦別姓実現へ頑張りたい。
選挙の結果、自民党、公明党が半数を割りました。自民党の金権政治をスクープしたのは日本共産党が発行する新聞「赤旗」です。
新しい衆議院というのは、本当に皆さんの声が届きやすくなったということで、こういう国会情勢を生かして全力で頑張っていきたい。
保育士の配置基準改善、物価の高騰から市民の暮らしをまもる、国立大学授業料引き下げ、教育無償化実現などの国内問題をはじめ、ロシアによるウクライナの侵略やイスラエルによるジェノサイドなどを世論で包囲し、和平を築くこと、イギリスとイタリアの軍事産業と三菱重工との武器輸出をやめさせることなど沢山の課題がありますが、皆さんと力を合わせて、取り組んでいきます。
ともに頑張りましょう。
連帯の挨拶
立憲民主党 衆議院議員 藤原のりまささん
24年12月3日の韓国の戒厳令が出されて、緊急事態条項はダメだと一瞬にして全国に周知されると私は期待しました。けれども、逆にあれを見て、なお、緊急事態条項が必要だという世論があることに愕然とした思いでした。
いろんな要素が積み重なって戒厳令が解除されましたが、日本はあのようには止まりません。
こんな当たり前のことを何回も何回も言わないと伝わらないほど、世論の形成がおかしくなっていると、衆議院議員になって早々に味わう羽目になりました。与党が少数になったから憲法は大丈夫だと、油断は絶対にできません。
私は、皆さんと一緒に手を携えて当たり前の憲法解釈を広めていく。平和を守るために皆さんと声を一つにやっていきたいと思っています。
私はセーフティーネットを守る弁護士として活動してきたのですが、今この国の平和が本当に危ないということをこれからも繰り返し、繰り返し、皆さんと一緒に呼びかけていきます。
愛知10区で皆さんのお力をお借りして、小選挙区の議席を預からせていただいている。私はそのことを片時も忘れず、皆さんと一緒にこの国の平和・民主主義・暮らし守っていきます。