「継続は力」 必ず大きな本流に
私は、春日井のニュータウンに住んでいます。2、3年前のことですが、散歩がてら高蔵寺駅の構内にある喫茶店に行っていました。そのときに、喫茶店でコーヒーを飲んでいた人たちが「あの人たちはよくやるなあ。偉いよ」と話をされていました。
その声につられて、外をみると、春日井革新懇の人たちが、署名版をもって「憲法九条を守りましょう」と署名宣伝行動をされていました。たとえひとりでも2人でも署名を取り組む地道な活動に本当に頭の下がる思いでした。
その後、聞くと「全有権者の過半数の署名を」という全国革新懇の訴えに応えて、2003年11月から高蔵寺駅頭やスーパー前などで署名をすすめておられたようで、今年の3月で6年目、これまでに9400余の署名、18万円余のカンパを集められています。
「継続は力」といいますが、こうした地道な活動が、憲法守れの世論につながっていると思います。
今も、宣伝行動されているところに会うと「ごくろうさま」と声をかけるのですが、きっと私だけではなく、たくさんの人たちに勇気を与え続けていることでしょう。
全国各地でこうした取り組みがやられていることでしょう。ひとつ一つの取り組みはたとえ小さくても、必ず大きな本流になるに違いないと思います。